キャピキシルとは何なのか?②|有効成分アセチルテトラペプチド-3の働き

キャピキシルについて検証しているこちらの記事の続きになります。
キャピキシルとは何なのか?①|キャピキシルの概要

 

キャピキシルの有効成分の秘密を探る!

ミノキシジルの3倍の育毛効果があるといわれているキャピキシルには2つの有効成分があります。

・「アセチルテトラペプチド-3」(人工的なアミノ酸分子)
・「ビオカニンA」(レッドクローバーエキス)

ここではそのひとつである「アセチルテトラペプチド-3」というアミノ酸分子が、具体的にどのような働きをしているのかについて見ていきたいと思います。

 

アセチルテトラペプチド-3の働き

アセチルテトラペプチド-3は4つのアミノ酸を人工的に合成したアミノ酸分子です。

アセチルテトラペプチド-3には発毛・育毛に関わるはたらきがいくつかありますが、ひとつずつ見ていきましょう。

 

1.抜け毛の原因となる炎症性サイトカインを抑制する

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抜け毛の原因のひとつとして、炎症性サイトカインによって毛乳頭にある細胞が攻撃され死んでしまうというのがあります。

炎症性サイトカインとは

サイトカインとは免疫システムの細胞から分泌される、細胞間の情報を伝達する物質のことで、そのなかでも炎症を引き起こす性質があるものを炎症性サイトカインといいます。

炎症性サイトカインは男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)、化学物質、紫外線、内的・外的ストレス、加齢などで分泌が増加するといわれています。

 

下の実験結果は、炎症性サイトカインである「IL-8」の生成量が、アセチルテトラペプチド-3によって有意に減少していることを示しています。

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(「red clover」単独よりも「capixyl」のほうが減少量が大きいことから、アセチルテトラペプチド-3の働きが大きいことがわかります)

 

2.髪の成長の土台となるタンパク質組織を生まれ変わらせる

すこやかな髪の成長のためには、髪のもとである「毛包」、そして毛包を包み込んでその成長をささえている周囲のタンパク質組織がよい状態であることが必要です。

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アセチルテトラペプチド3は毛包の周囲でその成長をささえる3型コラーゲン,7型コラーゲン、ラミニンといったタンパク質を活性化し、毛包の成長と定着を促す効果があります。

 

【実証例】

●下図の実験では、7型コラーゲンを損なうコルチコイドの影響が、アセチルテトラペプチド-3によって大幅に低減されています。

つまりアセチルテトラペプチド-3にはコラーゲンを修復する効果があることがわかります。

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●また、下記の実験では、アセチルテトラペプチド-3が毛乳頭細胞の周りにあるタンパク質(3型コラーゲン、ラミニン)を活性化し、それにより直接的に「毛包を大きく成長させ、髪の毛の定着力を高める」ことが示されています。

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(3型コラーゲンとラミニンの生成量が大きく増えているのが分かります。これにより毛包の成長をサポートが充分になされるので、毛包の成長につながります)

 

アセチルテトラペプチド−3は毛の成長を促す

アセチルテトラペプチド-3単独の実証結果は以上になります。

アセチルテトラペプチド−3のはたらきを一言で表すと、

「毛髪が成長するための環境をダイレクトに整え、毛髪の成長を促す」

ということになるかと思います。

 

次の記事ではキャピキシルのもうひとつの有効成分である「ビオカニンA」について見てみようと思います。

キャピキシルとは何なのか?③|ビオカニンAの働き