キャピキシルとは何なのか?①|キャピキシルの概要

最近育毛剤業界でさかんに取り上げられるようになっている新成分に「キャピキシル」という成分があります。

キャピキシルは「育毛効果がミノキシジルの3倍!」という謳い文句で宣伝されていて、「もう副作用の危険があるミノキシジルは使わなくてもいい」と言っている情報サイトさえあります。

今現在ミノタブを使用している身として副作用の危険はいつも気にしていることではあるので、もし本当にミノキシジル以上の効果があるのだとすればこんなに有り難いことはありません。

ただ、育毛剤業界の広告は煽り気味のものが多いのも事実で、簡単に鵜呑みにするわけにもいきません。

幸いキャピキシルについてはいくつかの実証データが明らかにされています。

つまり、

「どのような検証結果にもとづいて、そのように宣伝されているの?」

 

という疑問への答えが確認できるようになっているわけです。

そこで今回キャピキシルについて調べられる限り調べてみようと思いました。

ここではシリーズ全4回にわたって「キャピキシルとは何か?どういった作用機序・実証結果から発毛に効果があるといわれているのか?」について調べた結果をまとめてみたいと思います。

 

キャピキシル(capixyl)とは何か?|キャピキシルの概要

まずはキャピキシルの概要を押さえておきましょう。

キャピキシル(capixyl)とは、カナダの化粧品メーカーLUCAS MEYER社が独自に発見・開発した育毛成分です。

 

 ミノキシジルの3倍の育毛・発毛効果がある

 多毛や肌あれなどの副作用の心配がない

ということで、海外でも高く評価されており、海外の育毛剤でも使われているようです。

そしてその主な働きは以下のようなものになります。

 5αリダクターゼのはたらきを抑制し、抜け毛を防ぐ
(プロペシア・フィンペシア等の主成分であるフィナステリドと同じはたらき)

 発毛のサイクルを安定させ、髪の毛が増えやすい状態をつくる

この2つのはたらきにより、髪の毛のボリュームを増やしていく効果があるとされています。

 

キャピキシルの中身は?

キャピキシルは2種類の有効成分からできています。

①4つのアミノ酸分子から人工的に合成された「アセチルテトラペプチド-3」

「ビオカニンA」という有機化合物を豊富に含む「レッドクローバーエキス」

 

この2つの成分がそれぞれ

 髪の成長サイクルを正常に戻す

 DHTの産生を抑制して抜け毛の予防をする

といった働きをしめし、その相乗効果によって髪のボリュームを回復することができるとされています。

以上がキャピキシルの概要になりますが、次の記事からはキャピキシルの2つの有効成分について、それぞれどのような働きをして発毛に役立っているのか、実証結果も絡めながら詳しく見ていきたいと思います。

キャピキシルとは何なのか?②|アセチルテトラペプチド-3の働き