美しい髪の毛をつくる「シスチン」|その育毛効果について調べてみた

こんにちは。ハゲ太です。

先日育毛サプリ【BOSTON】の有効成分配合量についてメーカーさんに問い合わせた際、次のような返答をいただきました。(ボストン育毛サプリの「主要成分」配合量を聞いてみた

ハゲ太 様

この度はお問い合わせいただきまして誠にありがとうございます。

サプリメントボストンの含有量に関しまして、誠に恐れ入りますが社内規定により全成分の含有量はお伝えすることが出来兼ねます。

主な成分量を下記に記載させていただきますのでご確認をお願い致します。

・ノコギリヤシ     300mg
・亜鉛         4mg
・イソフラボン     20mg
・コラーゲンペプチド  100.1mg
・L−アルギニン    10.1mg
・Lシスチン       30.0mg

育毛サプリ【BOSTON】は20種類以上の育毛成分が配合されているサプリメントですが、ここにあげられているのが「主な成分」だとメーカーさんが認識しているということですね。

 

「ノコギリヤシ」「亜鉛」「イソフラボン」「コラーゲンペプチド」については、【BOSTON】の公式ページでも「4大育毛成分」として全面に押し出していますが、そうなるとL-アルギニンとL-シスチンがどういう役割を持っているのか気になります。

アルギニンについてはこちらで詳しく調べてみたので(育毛とアンチエイジングが狙える欲張り成分「アルギニン」の育毛効果)、今回はシスチンについて見てみたいと思います。

 

育毛サプリ【BOSTON】の「主な成分」シスチンとは何か?

シスチンとは「システイン」というアミノ酸が2つ結合したものです。

アミノ酸は体をつくるタンパク質の材料になったり、美肌や免疫力を高めるといった独自の機能を持つものもありますが、システイン、そしてシステインが2つ結合したシスチンも、体にとって大切な働きをもっています。

ちなみにアミノ酸には天然のアミノ酸(L型)と合成されたアミノ酸(D型)があり、体内でタンパク質に合成されるのはすべてL型です。そのためサプリメント等で使用されるアミノ酸はL型になっています。

「L−シスチン」は「天然型のシスチン」ということを表しています。

 

シスチンの主な働き

・メラニンの生成を抑え、お肌のシミやそばかすを防止する
・肌の細胞のターンオーバーを促進し、美肌効果をもたらす
・髪の毛を構成する「ケラチン」というタンパク質の材料となって、丈夫で抜けにくい髪の毛をつくる

 

「メラニンの生成を抑える」ことから美白用のサプリメントに成配合されることもあるようですね。

そして僕たちにとって大切な「育毛」についてですが、

髪の毛の材料になるということで「毛を生えさせる」というよりは「髪の毛1本1本を強くして抜けにくくする」「その結果として抜け毛が減り、毛が増える」という効果

が期待できそうです。

 

シスチンと育毛の関係を記した研究論文

シスチンと育毛についての臨床研究としては次のようなものがありました。

ビタミンA(レチノール)とL-シスチンの組み合わせた長期の経口摂取により、脱毛症の拡大を改善する

Hautarzt. 1989 Aug;40(8):490-5.

[Low dosage retinol and L-cystine combination improve alopecia of the diffuse type following long-term oral administration].

[Article in German]

Hertel H1, Gollnick H, Matthies C, Baumann I, Orfanos CE.

 
 
この研究の概要をまとめると以下のようになります。
 
 

70mgのL-シスチン、18,000IUのレチノール(ビタミンAの一種)、7,000mgのゼラチンを36名の被験者に長期摂取した結果・・

・休止期の髪が8.3%減少
・成長期の髪が11%増加
・髪の密度が6.9%増加

という結果が得られた。

また、同じ内容で47人の被験者に二重盲検法による追加テストの結果、

・休止期の髪が13.5%減少(プラシーボ群には変化なし)
・成長期の髪は47.2%から8%増加(プラシーボ群では47.7%から39.9%に減少)
・形成異常だった成長期の髪の7.4%改善(プラシーボ群では26%増えた)

また、経口摂取による副作用は見られなかった。

 

結論:
L-シスチンとゼラチン、ビタミンAの長期にわたる経口摂取は脱毛症の広がりを改善する効果が見込める。

 

この研究ではシスチン単独ではなく、「ゼラチン」「ビタミンA」をいっしょに摂取すると育毛効果がある、とするものです。

とくにゼラチンはコラーゲンとほぼ同義とも言えるので、コラーゲンによる育毛効果も少なからずあったのではないかと思われます。(参考:育毛サプリ【BOSTON】の主要成分「コラーゲンペプチド」の育毛効果を調べてみた

 

シスチンは育毛「補助」成分

シスチンは髪の毛の材料であるケラチンを構成することから、育毛にプラスになることは間違いありませんが、単独で劇的な育毛効果があるというものではないと考えられます。

あくまでも「育毛を補助する」という位置づけですね。

 

まとめ。シスチンはあくまで補助成分。メインはノコギリヤシで考えよう。

ということで、育毛サプリ【BOSTON】のいちばんの売りは、やはり「ノコギリヤシ300mg」ということになるかと思います。

ノコギリヤシメインで抜け毛を抑え、コラーゲンやシスチンといった補助成分で「+アルファの効果を狙う」という考え方ですね。

 

ノコギリヤシはフィナステリドほどでありませんが、ある程度の脱毛予防→増毛効果が期待できますので、(ノコギリヤシとフィナステリドの効果を比較した研究論文の内容)ノコギリヤシの有効量が配合されている「育毛サプリボストン」はおすすめできる育毛サプリです。

 

育毛サプリ【BOSTON】公式サイト

 

育毛サプリを検討中の方は参考にしてみてくださいね。

それでは、今回も最後までありがとうございました(^^)