加齢による薄毛の原因はコラーゲン不足?考えられる対策方法は・・

女性・男性問わず、

「年とともに髪の毛が薄くなったな・・」

という実感をもつ人は多いと思います。

男性の薄毛の原因は90%がAGA(男性ホルモンが関係した男性型脱毛症)ですが、AGAの関係しない「加齢による薄毛」の原因はどこにあり、どういった対策法があるのでしょう?

今回は「加齢による薄毛のメカニズムが解明できたよ!」という研究についてご紹介するとともに、「加齢による薄毛への対策方法」について検証してみたいと思います。

 

明らかになった「加齢による薄毛」のメカニズム

「加齢による薄毛のしくみ」を発見したと発表したのは、東京医科歯科大学難治疾患研究所の西村栄美教授らのグループ。

(詳しい内容は国際的な科学誌である「Science」誌2016年2月5日号に発表されています。)

この発表によると、加齢によるDNAの損傷にはじまる、髪の毛をつくる元になる「毛包」が機能を失っていくプロセスが実証されたとしています。

そのプロセスを順を追って確認してみましょう。

髪の毛をつくる元になる毛包幹細胞

まず、髪の毛をつくる小器官を毛包と呼びますが、そのなかの「バルジ領域」という場所に、髪の毛の元となる「幹細胞」があります。

▲毛包の図。毛穴の奥の内側のふくらみ部分(バルジ領域)に幹細胞がある。

 

髪の毛はこの毛包幹細胞が分裂・分化してつくられていきます。

毛包幹細胞がまさに「髪の毛のもと」といえるわけですね。

 

毛包幹細胞はある種のコラーゲンによって維持されている

この大切な毛包幹細胞は、「17型コラーゲン」というコラーゲンの一種によって維持されています。

 タンパク質のひとつであるコラーゲンは、身体の全タンパク質の30%をしめています。

肌の真皮層の約70%がコラーゲンでできており、「肌のハリ・弾力」をつくるのに大切な役割をもっています。

そして加齢によるDNAの損傷にともなって、この17型コラーゲンが徐々に分解されていくことがわかったのです。

 

17型コラーゲンが失われると、毛包幹細胞も機能を失っていく

毛包幹細胞を維持するために働いていた17型コラーゲンが失われていくと、毛包幹細胞は幹細胞としての機能を失くしていってしまいます。

機能を失った幹細胞は頭皮の表面に向かって脱落していき、最後にはフケや垢といっしょに脱落していってしまうんですね。

すると、幹細胞を失った「毛包そのもの」が小さくなっていき、ついには消失してしまいます。

毛包が失われ、二度と毛が生えてこなくなる・・!

毛を生やしていた器官(毛包)そのものが無くなってしまうということは、「以前は毛があった場所に、二度と毛が生えてこなくなる」ことを意味します。

恐ろしい話ですね・・^^;

 

17型コラーゲンの枯渇を防げば、薄毛が防げる?

このようなメカニズムから、「17型コラーゲンが失われるのを防げば、加齢による脱毛も防ぐことができるのでは?」という仮説がたちます。

それを実証する実験をマウスを使っておこなったところ、たしかに「17型コラーゲンが枯渇しないように」コントロールしたマウスでは、脱毛を防ぐことができました。

この結果は動物実験ではありますが、人間でも50-70代の人には「17型コラーゲンの減少」と「毛包の縮小」が同時に見られることから、「メカニズムは人間も違いはない」と考えられます。

 

ということで人間においても

「加齢にともなう17型コラーゲンの枯渇を防ぐことが、加齢による薄毛解消につながる」

と想像できるわけですね。

 

現状で考えられる、加齢による薄毛の対策方法は?

「頭皮でつくられる17型コラーゲンを維持できれば、加齢による薄毛対策につながる」わけですが、どうすればこれが実現できるのでしょうか?

 

今回明らかになった17型コラーゲンに限らず、体内のコラーゲン生成量は年齢とともに減っていくことが知られています。

コラーゲンの減少が肌のシワ・たるみにもつながることもあって、「コラーゲンを取り入れよう!」とうたうコラーゲン化粧品やコラーゲンサプリ、コラーゲンドリンクなどがたくさん販売されていますよね。

最近ではコラーゲン入り育毛剤というのすらあります。

こうした製品によって、体内のコラーゲンをカバーすることはできるのでしょうか?

 

コラーゲンは肌から吸収されない

まず皮膚の外からコラーゲンを補給しようというアプローチ。

これはまずほとんど意味がないといわれています。

なぜかというと、コラーゲンが存在している皮膚の真皮層まで浸透していくためには、分子量(分子の大きさ)は500以下が目安なのにたいし、コラーゲンそのものは分子量10万以上、コラーゲンを吸収しやすいように分解したコラーゲンペプチドですら1000以上あるからです。

「分子が大きすぎて皮膚からは浸透できない」というのが現実なんですね。

 コラーゲンを含むタンパク質は、いくつものアミノ酸がつながってできています。

アミノ酸が複数個つながったものを「ペプチド」と呼び、コラーゲンを分解してえられるペプチドを「コラーゲンペプチド」といいます。

 

毛穴から吸収される可能性はあるけど・・

ただし、育毛剤の場合は皮膚からの吸収というよりは「毛穴から」の吸収を考えてつくられているので、まったく意味がないことはないかもしれません。

毛穴からであれば、分子量が多少大きくても浸透していく可能性があるからです。

とはいえ、実際に頭皮からコラーゲンペプチドを塗り込んでどうなるか?といった実験や臨床試験は見当たらないので、効果についてはなんともいえないのが正直なところですね。

 

コラーゲンを経口摂取しても意味がない?

ではもう一つの方法、コラーゲンを含む食品やコラーゲンサプリ、コラーゲンドリンクなどで「経口摂取」するのはどうでしょうか?

コラーゲンは消化されてアミノ酸に分解される

コラーゲンを経口摂取しても、消化されて「アミノ酸」やアミノ酸が2-3個つながっただけの「ペプチド」に分解されてしまいます。

「コラーゲンを食べても消化されて分解されてしまう」
「食べたコラーゲンがそのまま体内でコラーゲンになることはない」

ということですね。

でも、「コラーゲンドリンクを飲んでいたら肌がぷるぷるになってきた」といった「体感」についての体験談はよく聞きます。

実はコラーゲンの経口摂取にまったく意味がないかというと、そういうわけではないんです。

 

コラーゲン特有のアミノ酸「ヒドロキシプロリン」がヤバイ奴だった

実はコラーゲンを構成しているアミノ酸のなかには、「コラーゲン特有」のめずらしいアミノ酸が含まれています。

ヒドロキシプロリンというアミノ酸です。

このヒドロキシプロリンは、コラーゲンを吸収されやすいように分解した「コラーゲンペプチド」を継続的に摂取すると血中の濃度が高まることが確認されています。

そしてその結果どうなるかというと、ヒドロキシプロリンの作用によって「線維芽細胞」という細胞が増えることがわかったのです。

 

コラーゲンペプチドの摂取により、コラーゲンをつくる「線維芽細胞」が増える

線維芽細胞の主なはたらきには、

  • ダメージの修復
  • コラーゲンやエラスチンといったタンパク質を生成する

というものがります。

 

つまり、

  1. コラーゲンペプチドの摂取によって、体内のヒドロキシプロリンが増える
  2. ヒドロキシプロリンによって線維芽細胞が増える
  3. 線維芽細胞によって体内でつくられるコラーゲンが増える

このような流れで「コラーゲンペプチドの摂取が体内のコラーゲン増加につながる」ことが明らかになったんですね。

摂取したコラーゲンが直接体内のコラーゲンになるのではなく、コラーゲンから分解されたアミノ酸の間接的な作用によって、コラーゲンを増やす働きをしていたわけです。

 

コラーゲンペプチドの継続的な摂取による効果

コラーゲンペプチドに含まれるアミノ酸「ヒドロキシプロリン」の効果をしめす、いくつかの研究をご紹介しましょう。

 

『特定のコラーゲンペプチドの経口補充は、ヒトの皮膚生理に有益な効果を有する:二重盲検、プラセボ対照研究』

この研究では35〜55歳の女性69名を対象に、

  • グループ1は1日5000〜10000mgのコラーゲンペプチドを8週間摂取
  • グループ2は偽薬(プラセボ)を8週間摂取

このようなかたちで試験をおこない、「皮膚の弾性」の変化について評価をおこないました。

その結果、高齢の女性ほど、皮膚の弾性値に大きな改善がみられたとのこと。

「コラーゲンペプチドの継続的な摂取」が「皮膚の老化」に影響力をもつことが示されています。

 

『コラーゲンドリンク連用による美容への有効性を実証』

こちらは大阪大学美容医療学寄附講座と常盤薬品工業の共同研究。

平均年齢45.7歳の20名の被験者を対象に、2ヶ月間毎日「コラーゲンペプチド5000mg」のコラーゲンドリンクを飲用したところ、

  • ヒドロキシプロリンの濃度が7.5倍に増加
  • シワの本数が19.8本→15.8本に減少
  • 肌の弾力の目安値が0.39→0.60に上昇

という結果がでました。

「ヒドロキシプロリンの濃度が増え」「シワが減り」「肌の弾力も戻った」

ということですね。

 

これらの実験の結果は、

「コラーゲンペプチドの摂取によっってヒドロキシプロリンが増え、それによって体内のコラーゲンが増えた」

ことを実証しているといえます。

 

17型コラーゲンもコラーゲンペプチド摂取で増える?

さて、今回ご紹介した

「加齢による薄毛のカギをにぎる17型コラーゲン」

も、コラーゲンペプチドの継続的な摂取によって増えるのでしょうか?

 

直接このことを確認する臨床試験等はまだおこなわれていないようなので、確実なことはわかりません。

ですが、

  1. コラーゲンペプチドを摂取
  2. →ヒドロキシプロリンの濃度が増える
  3. →線維芽細胞が増える
  4. →線維芽細胞によってつくられるコラーゲンが増える

このプロセスはほぼ証明されているといえるので、「加齢による17型コラーゲンの減少」にたいしても防止する効果があることは十分に考えられます。

そのため、加齢による薄毛を防ぐために今現在とれる対策法として、ご紹介した臨床試験と同じように

「1日5000〜10000mgのコラーゲンペプチドを継続的に摂取する」

というのは良い方法といえるでしょう。

 

 

臨床データの基準をみたした、おすすめのコラーゲンドリンク

では最後に、さきほどご紹介した臨床試験と同じかそれ以上の条件でコラーゲンペプチドを摂取できる、「コラーゲンドリンク」の代表的なものをご紹介しておきます。

 

森永製菓 天使の健康おいしいコラーゲンドリンク

コラーゲンペプチドの含有量が、臨床試験で使用された量以上の「10,000mg」と豊富。

「コラーゲンの独特の臭み・とろみが苦手」という方でも飲みやすいように、臭みやとろみを抑えたおいしいピーチ味(もも果汁配合)のドリンクタイプです。

体内のコラーゲン生成を助ける「ビタミンC」のほか、うるおい成分「セラミド」配合。

安心の森永製菓メイド。

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こちらもコラーゲンペプチド含有量が、臨床試験で結果のでたレベル以上の「10,000mg」と文句なし。

肝臓の解毒作用を助ける「オルニチン」を1100mg/1本も配合しているので、飲みが多い人にはおすすめです。

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まとめ

以上、今回は加齢による薄毛のメカニズムについてと、現状考えられる対策方法についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

コラーゲンペプチドの継続的な摂取は加齢による薄毛対策だけでなく、シワの減少や肌の弾力アップといった試験結果もでているので、エイジングケアとしてもおすすめできます。

ぜひ参考にしてみてくださいね^^

 

 


参考サイト

『そうだったんだ!コラーゲン!!~コラーゲンが効くメカニズム解明~|コラーゲンナビ』
http://collagen-net.com/publication/event/report2014no04

 

 

 

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